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神職の袴の色についてのまとめについての雑感 

2016年08月31日 ()
facebookで見かけた 神主さんの袴が「松葉色」だと研修生?神社で見る袴の色には意味があった というまとめ。

Twitterユーザーの”やつはた@yachuhata”さんという方がまとめたらしい。


「松葉色」だと研修生、と題名にでかでかと書いてある。
が、私は、研修中は白い木綿袴だった。
講習中、階位を持たない者が着用するものだ、と教わった。

はてさて、どうなのであろう。


~~~~~~

今回、文字数多い記事となります。
画像、ありません。
読みにくくてゴメスです。

~~~~~~



今のご時世、Google先生で検索すると、いろいろな情報が出て来る。
非常に便利である。
(まあ、ノイズと呼ばれる、不必要な情報もわんさか出て来るのだが)


wikiを見れば大体のことは書いてあるが。
そのwikiにも松葉色の袴の事も、白木綿袴の事も、どちらについても書いていない。

OKWAVEでの質問や、個人のページでの説明では、出仕(見習い)は、白の木綿、と書かれてあるけれど。
楽天市場の袴販売ページでは、松葉色の袴は研修生袴と銘打たれている。


そこで、「松葉色」「袴」「神職」で検索をかける。
いろいろ出てくる。
もう、出典を羅列するだけで行数が稼げるほど出て来る。
お時間のある人はご自身で調べてみると良いかもしれない。



松葉色の袴は、宮掌および主典、という説明があった。

宮掌(くじょう)とは、伊勢神宮熱田神宮の神職の一。
権禰宜(ごんのねぎ)の下に置かれる役職。
神職の一、とあるので、研修生というよりも、お手伝いという気がする。
しかも、伊勢や熱田においてのみ、という事らしい。

主典(しゅてん、もしくは、さかん)は、官幣社・国幣社で、禰宜(ねぎ)の下にあって、祭儀や庶務を執行した判任官待遇の神職。


…いずれにしても、見習いとは違うような気がするのだが、まあ階位がないので一般から見たら見習い、になるの?…
しかも、一般の神社じゃない所での役職?
(一般からみたら、そりゃもう、明階だろうが、正階だろうが、祝詞あげる人は皆同じになりますよね。
宮掌も主典も、祝詞はあげられないのですが…)


いろいろな神社のブログ、神職さんのブログを見る限りでは、出仕(見習い)は木綿の白、と書いてあるところがほとんどである。
しかし、出仕に関しては、明確な決まりがあるわけではない

どうやら、階位を取得した神職は、着用する装束の色が決められているが、
出仕などは、本来の神職ではないので明確な定めがなく、各神社が適宜対応、という事らしい。


つまり、浅葱・無紋紫・薄紫紋紫・白紋紫・白紋白、以外の袴であれば、階位を持たない神職見習、という事…になるの?



各身分の袴の色の違いにも、ちょっと触れておこうかな。

元のツイートでは、浄明正直という階位でもなく、
また宮司や禰宜といった区分でもなく、
二級、一級という身分級で示されている。
三級・四級は若い神職に多い、との事。

…まあ、わかりやすいであろうけれど、私の実家のような社務所もないような田舎神社では年老いた宮司であっても、権禰宜であっても三級袴を履くという事実は多分、まとめた人は知らないだろう。
いや、これは当然っちゃあ、当然だ(笑)



それはさておき。
一番高い階位の浄階の方が着用できる紋有の白い袴ではなく、無紋の白い袴がある(木綿ではない)。
木綿ではない、その白袴は、どの階位の神職でも着用する。

これは、斎服や浄衣というもので、葬祭、霊祭、といった、いわゆる神葬祭に関して着用する。
袴のみならず、上半身に着用する装束も、白一色の装束となっている。

本来は鈍色が忌むべき色であるため、葬祭で着用する色であり、斎服・浄衣と同様、袴、狩衣や袍も鈍色で統一される。
だが、大きな神社ではない所では、葬祭でも、斎服、浄衣の白色装束を着用する事となっている。

私の実家の場合は、そんなに装束を何種類も用意できるような、お金持ち神社ではないので、浄衣着用である。
大事な事なので太線にした。
(装束のみならず神社で使うもの、神社の修理、全てが自腹、うちの実家だと給料もないよ)



神社での日常の業務(といっていいのだろうか)であれば、白衣に浅木の袴や紫袴の姿を見かける事もあるだろうが。
葬祭の場合、白衣に白袴、白衣に鈍色袴のみの恰好で人前には出てこないはずなので、上下統一された色の装束での姿となるはずである。

何となく、太線にしてみたが、さほど重要な事柄ではないね。



…関係ない、私の悲しき思い出話…なので薄墨色で。
宮司である父の手伝いをした事が何度かあるが、禰宜の私の場合、浄衣もないので、出仕の時に着用していた木綿白袴に、白衣(木綿の白の単…下着同然)でやったよ(涙)
その後、祖母や叔父の葬祭をした際、父が喪主だったため、私が父のを借りたけれど、男性用浄衣だし、大きさがまるで違うので…すっごく変、だった。





と、まあ、自分が疑問に思った、見習い=松葉色の袴なのか、という事。
そして、実家で神葬祭を執り行っていた際に着ていたのは斎服だったが、絶対に鈍色でなくてはならないのか、という疑問を、この年齢になって調べて見た次第。


…10年以上前に出した、うちの同人誌、実家の事を全てにして書いたから、それが絶対!というような書き方をしてしまったなあ、という事ですかね。
…間違いではないんですけどね。
今回の、このまとめを見て、これが絶対正解!という書き方をすると、うちの実家のは間違いだらけになる、という事になるな、と思いまして。

けれど、見習い=松葉色の袴、というのは必ずしもそうではない、と思う。

むしろ、木綿の白袴の方がしっくりくるの…(^^;)




自分は実家がアレだし、

ずっと昔に、神職に関する同人誌出したりして

似た本作った事あるから

気になってしまって

こうやって再び調べてるけど、

多分、facebookでイイネを押した人や、

Twitterの元の記事をRTした人は、

その次の日には、

神職の袴の事など

頭の片隅にも残ってないと思うんだ…




ところで、神職の事を非生産層と蔑んで下さった方、その後、いかがお過ごしですか。
[2016.08.31(Wed) 16:37] 雑感Trackback(0) | Comments(0)
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